2010年10月13日水曜日

StarBoard Orange - Servo I/F Board

StarBoard Orangeを使った活用事例を考える中で「家で飼っているペットに定期的に餌をあげたい。」というお話を聞きました。

実はこのお話、StarBoard Orangeのパターン設計を担当したきばん本舗さんの中の人の要望。
で、日頃お世話になっている関係もあって、ちょっと考えてみました。
  • 「餌をあげる」という行為はラジコンサーボの動作によって実現する。
  • ラジコンサーボの電源は外部から(mbedとは別系統)供給する。
  • StarBoard OrangeのLCD部分を交換して使用可能な拡張基板として実現する。
  • LCDが無くなると単なるデグレードになってしまうので、LCDの機能も提供する。
  • 安全性を考慮してmbedとはフォトカプラでアイソレーションする。
StarBoard OrangeのLCD I/Fには都合良くPWMOUTが3系統出ています。
ラジコンサーボの仰角制御はこれを使う事にしました。

先ほどの簡単な仕様を元に「えいっ!」と設計した基板の完成イメージが以下です。



この基板はStarBoard Orangeの上側に搭載される基板です。
ですから、私が先に設計したExpansion Boardと同時に使えます。

LCDはシフトレジスタを経由して制御するようにしました。
LCDはバックライトが点灯した時の感じが気持ち良いのでSD1602HUOBを選定しました。


最近はきばん本舗さんも敏速というより爆速で、もうガーバーデータは工場にあるそうです。
ということで来週には上がって来ますので、その頃にもう少し踏み込んだ内容をお伝えする予定です。

あ、ちなみにStarBoard OrangeのLCD I/Fを使った実験用スルーホール基板なんていうのも上がってくるかもしれません。こちらは電源ピンとその他のピンを素直に1列に取り出す形になっています。


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